アフターイメージ(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
スキルを身に付けながら、行く手を切り拓いていく2D探索アクションの王道のスタイルを、アーティスティックな美しい色彩のステージや敵が後押し。武器ごとのアクションの違いが、戦いの立ち回りを手応えあるものに。上下左右に広がる2Dステージは、随所に発見のうれしさが仕込まれている一方で、現時点で行ける場所、行けない場所の違いがもう少し明確だったら、さらに探索に没入できたかな。
週刊ファミ通1794号より
絵画風のグラフィックが美しく、幻想的なフィールドに気持ちが高まります。手堅い作りではあるけれど、メトロイドヴァニアとしての魅力がしっかり詰まっている。バトルはシンプルめながら、タイプの異なる武器を使い分け、習得した技を駆使して戦うのが楽しい。ただ、エリアの切り換え地点ではない場所でも、プレイ中にいきなりロードが挟まることがあったり、少々気になる部分も。
週刊ファミ通1794号より
暗い森から色とりどりの花咲く草原へ。エリアごとにがらりと印象が変わるビジュアルに見とれてしまいます。見た目も声も魅力的なキャラクターとともに、ストーリーが感じられる世界を探検するのは、ウキウキする体験。個人的にはキャラのサイズや視認性により、一部の敵が見えにくかったり、挙動に反応した駆け引きを楽しみにくいと感じましたが、これはモニターの大きさ次第で印象が変わるかも。
週刊ファミ通1794号より
マップはさほど複雑な構造ではないものの、シビアなタイミングでのジャンプ移動や、各モーションの隙が少ない敵への対応が序盤から必須となります。自キャラの能力解放ペースが遅いこともあり、「進めかたを根本的に間違えているのでは?」と不安を抱えつつの探索を楽しめます。背景CGの鮮やかさは大きな魅力ですが、その奥行き表現がアクション操作の弊害になっている場面が散在するのも確か。
週刊ファミ通1794号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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