ソース作りや魚の三枚おろしなど、料理を作る手順に軸足を置き、丁寧に描いたところが新鮮。複数の物事を同時に進めるという、調理が持つ“マルチタスク”と、シミュレーションゲームの相性のよさにびっくり。日ごろ料理をしないので、手際が悪い自分ですが、下ごしらえとキッチンの動線を工夫してハマったときは、一流シェフの気分に。調理を彩る作り込まれた食材や食器の見た目、効果音もすてきです。

週刊ファミ通1788号より

多彩な料理の本格的な調理工程の再現が興味をそそる。プレイヤー自身がレシピと調理の工程を覚えないと、スムーズには作業を進められなくて苦労することになるけど、開店前の下準備も含め、効率よく注文に対応できるように工夫するのは、やり甲斐があります。設定次第で、落ち着いて遊ぶことも可能なのはありがたい。UIに少しややこしさがあるけど、レシピをアンロックしていくのが楽しみに。

週刊ファミ通1788号より

包丁を滑らせるように魚をおろしたり、フライヤーでじゅわっとポテトを揚げたり。映像、音、操作、すべてがシズル感に満ちています。リアルすぎる手順に家事をしている気分にもなりましたが、ホームメイド感がなく夢のある本格メニューの調理は目にもおいしい。手際よく注文を捌くためには、コンロの台数や位置といったキッチンの動線も重要で、見た目も戦術的にも理想的なお店作りにハマります。

週刊ファミ通1788号より

やることが多い!!　食材、調理器具などのカテゴリごとに出納操作が異なるので、いったんズレるとパニックに陥ります。お客さんを待たせないよう手際よく調理するリアルタイムアクションとしてはプレイヤーを選びますが、制限時間をオフにすると、現実世界のレパートリーが確実に増える、実践形式のレシピアプリになります。店内の模様替えはともかく、仕入れや在庫の管理は、ただただ面倒な印象。

週刊ファミ通1788号より