FANTAVISION ファンタビジョン 202X(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
慣れてきて花火をチラ見で眺める余裕がでてくると、その美しさにうっとり。通常ではあり得ない視点から眺めたり、PS VR2で迫力ある3D映像を体験できるので、ちょっとしたトリップ気分になると思います。シンプルな仕組みは過去作から踏襲。チェインや誘爆などの技を駆使して大量の花火を炸裂させる快感は本作ならではのもので、大きな魅力ですね。ずっとボーナスタイムをプレイしていたい。
週刊ファミ通1811号より
ルールはシンプルだが、“花火玉”が不発に終わることのないよう“フラッシュ”させるのは、意外とたいへん。PS VR2でのプレイは、臨場感と浮遊感を味わえて○。PS VR2 Senseコントローラーでプレイすることで、両手のどちらでも直感的に花火玉を“キャッチ”し、フラッシュさせられるので、操作上の利点も大きい。ゲーム性自体はオリジナル版から変わりなく、やや物足りなさも。
週刊ファミ通1811号より
画面を覆う、花火の光の粒がキレイ。プレイ中は忙しいけれど、後でリプレイを見るとその美しさに浸れますね。ステージは、海辺の街や宇宙などシリーズを踏襲した部分も多く、リメイクという立ち位置かな。花火とレトロ風演出は、いま見ても不思議な取り合わせですね。ボーナスタイムであるスターマインのリザルトが毎回挟まれるのは没入感がそがれる気がして、ここは見直されてもよかったかな。
週刊ファミ通1811号より
色とりどりの美しさ、心地よい花火の音、誘爆による連鎖の爽快感などはオリジナルを踏襲。フルHD・4K画質に対応&リプレイモードの追加などで演出面を強化し、“見る楽しさ”が昇華した。ただゲーム性はほぼ変わらず、エンドレスやミッションモード的なものはなし。“遊び”としての進化はあまり感じられず、地味な印象もあるけれど、PS VR2対応という部分も含めてビジュアル面の魅力に惹かれるなら。
週刊ファミ通1811号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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