何より驚いたのは豪華キャスト。自分もそうでしたが、彼らに思い入れがあれば遊んでいるだけでテンション爆上がりで、多少の不満くらいは吹き飛びます。協力型FPS自体はよくあるけれど、犯罪組織を運営する戦略的な要素が添えられていて風変わりな点が気に入りました。構成員が倒されると死亡退場してしまうため、そこは若干シビア。しかし、そのぶん緊張感ある戦いになってよかったかな。

週刊ファミ通1813号より

チャック・ノリスやダニー・グローヴァーといった名だたるハリウッドスターが何人も出演していることに興奮。FPSを主体としながら、キャンペーンモードでは、縄張り争いをして支配地域を広げていくシミュレーション的な要素や、ローグライクの側面もあるのがおもしろい。アクションはわりとシンプルめ。短時間で終わるミッションをくり返す構造だが、もう少し変化が欲しいかな。

週刊ファミ通1813号より

チームで戦うクライムアクションに、ギャングの縄張り争い、組織の運営と盛りだくさん。キャンペーンでは主人公が倒れたらループして再出発となったり、固有キャラ獲得のための一発勝負のミッションが挟まれたりとスリルがあります。ただ、日々のミッションは似たようなステージが続くこともあり、単調に思えてくるかな。有名な俳優陣が出演していますが、日本語訳にムラがあるのが惜しい。

週刊ファミ通1813号より

FPSを軸にしたクライムアクションに、組織の経営やローグライク要素などのエッセンスを融合した目新しいゲーム性。仲間の編成やキャッシュフローの管理などを行いながら、少しずつ縄張りを広げていく達成感が心地よい。1990年代を舞台にした世界設定や、ハリウッド俳優陣で固めたキャストなど見た目も派手。ミッションは多彩だけど、プレイフィールは変化に乏しく、くり返し感が強めな印象も。

週刊ファミ通1813号より