トルトゥーガ パイレーツ テイル(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
海賊稼業を運営する形でシミュレーションに落とし込んでいるのは、さすがカリプソメディアといった印象。ゲームの流れをつかむまで少々難解に感じるとは思いますが、航海は楽しく、なりきり気分も十分に味わえる。日本語吹き替えもありがたい。船ならではの移動ルールがあり、海戦はけっこうハードに感じますね。攻撃の効果や着弾部位などがわかりにくいなど、UIの不便さが現状は目立つ。
週刊ファミ通1785号より
ほかの船団を襲い、奪った積み荷や船を売り飛ばしたお金で自分の船団を強化して、より大きな獲物を狙う流れは、やや淡々としているけれどもやり甲斐に。戦利品の分配や船員の希望に応えて、船員の士気を管理するのもおもしろみがある。翻訳の質がいまいちであまり気分が盛り上がらないほか、扱いにくく、知りたい情報にアクセスしづらいUIも難あり。システム面の説明も足りない。
週刊ファミ通1785号より
商船から金品をいただいたり、港で酒盛りをしたりと、気ままな海賊暮らしが味わえる一方で、船長であり続けるために部下たちとの約束を果たしたりと、意外に忙しい。仲間の勧誘や儲け話などクエストも豊富。海戦では位置取りや砲撃、乗り込みなど、どう攻めるか見極めるのが腕の見せどころ。ただ、勝手をつかむまでは場数をこなす必要があるかな。文章の不自然な部分は、今後の改善に期待。
週刊ファミ通1785号より
商船や街を襲撃して得た戦利品を乗組員と分配したり、大海原を巡って仲間を集めたりなど、海賊稼業の醍醐味が大いに味わえる構成。風向きや地形を活かした位置取りの妙や、砲撃だけではなく敵船に乗り込む移乗攻撃のタイミングなど、独特のバトルシステムも魅力のひとつ。とはいえ小さくて見にくいフォントやUI、また説明不足によるわかりづらさなど、ユーザー誘導の不親切さが目立つのは残念。
週刊ファミ通1785号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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