ごくごく簡単なマネジメントと、試合の見せ場だけ操作すればオーケーというシンプルさが潔くて好印象。あまり考えたくはないけど、雰囲気を味わいたい人にはおあつらえ向きだと思います。パスやシュート時はスローモーションになるため、じっくり狙いを付けられる点も便利。物足りなさを感じる一方で、手軽さとサクサクのテンポ感による気持ちよさが「これはこれでアリ」と思わせてくれる。

週刊ファミ通1774号より

大まかなチームマネジメントを行い、試合ではポイントとなる場面でのみ選手を操作するといった具合に、どちらの面でも気軽にほどよく遊べるところが○。味気なさも多少は感じたりするけれど、選手を育てつつ、より能力の高い選手やコーチを加えてチームを強化していくことが喜びとなります。インタビューやチーム内での問題への対応など、イベントの種類がもっと豊富だと、さらによかった。

週刊ファミ通1774号より

シリーズ作品と同様、クラブチームの運営をしながら、試合のハイライトをプレイするシステム。このシンプルさがレトロな2Dグラフィックとマッチしています。難易度にもよりますが、初年度は楽に勝てても、シーズンを重ねるごとに他チームも強くなってマネジメントがどんどん重要になる塩梅がいいですね。ただ、もう少し解説が欲しい部分も。選手は架空ですが、日本のリーグがあるのはうれしい。

週刊ファミ通1774号より

チームマネジメントの妙がシンプルに楽しめる作り。過度な演出などが削ぎ落されているぶん地味な印象もあるけれど、そこは16ビット風のビジュアルとマッチしつつテンポのよさを生み出している。アクションは煩雑さはなく遊びやすいが、やや力押しで点を取ることができるユルさも。また、試合の自動進行中はフィールド上の選手の動きが一切表示されないので、見た目に寂しい＆試合展開が見えにくい。

週刊ファミ通1774号より