WRC ジェネレーションズ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
PS5でプレイ。DualSenseコントローラから伝わる振動や出る音が、レースへの没入感をさらに高める。新たなコースや車種の追加に、電力を意識しながら運転するのが新鮮なハイブリッドカーも導入され、走る楽しみが底上げされている。前作に引き続き日本語音声や、日本コースが収録されているのも○。一方、ラリーゲームとしてシリーズの完成度が高いがゆえに、大きな変化を感じにくい部分も。
週刊ファミ通1771号より
WRCの2022年シーズンに対応した内容を、ちょうどラリージャパン2022が開催される時期にプレイできるのが熱い。ハイブリッドエンジンを搭載したマシンでの走行は、ブレーキングで溜めたエネルギーによって加速が強化される感覚が気持ちよく、加減速のメリハリがより強調されます。新たな対戦形式のリーグモードも楽しみになりそう。一方で、キャリアモードはあまり変わり映えしない印象。
週刊ファミ通1771号より
チャンピオンのロバンペラは、いち早くハイブリッドに適応して今季を制したそうで、その特性に興味津々でしたが、雰囲気だけでも味わえたことに満足。PS5版は砂利を巻き上げて走る感覚がコントローラから伝わってきて、“悪路”を快適な環境で楽しめます。このタイトルに限った話ではないけれど、ペダルワークがリアルになってきたこともあり、ハンドルの軽いフィーリングが気になるところです。
週刊ファミ通1771号より
右トリガー(アクセル)半押し固定で常時3〜4速をキープしつつの長時間走行は、判断ミス時のロスの大きさもあり、かなりの集中力を使います。難易度の調整や、車体性能の選択・チューニングの幅は十分にあるので、鮮やかな背景を眺めながらの“電○イライラ棒”としての楽しみ甲斐は十分にあります。加えてプレイステーション5版は、コントローラ越しに伝わる路面の感触のリアルさが、無二の魅力に。
週刊ファミ通1771号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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