R-TYPE FINAL 3 EVOLVED(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
7つの新ステージは、生物兵器から巨大戦艦までシリーズの世界観を踏襲しつつも、それぞれ個性的。つぎに何が来るのかが予測できない展開の驚きも健在で、フォースを駆使した立ち回りの楽しさを押し上げる。プレイすることで貯まるポイントで自機を強化するシステムが、手応えを維持しつつ、エンジョイ勢も楽しめる王道シューティングに。『2』のステージをPS5クオリティーで遊べるのもいいね。
週刊ファミ通1790号より
前作の大型アップデート的な位置付けなので、手触りは前作と変わらないけど、新ステージが遊べるのはうれしい。マルチプレイやほかのプレイヤーとの交流機能も楽しみになりそう。難度は高めではあるものの、再スタート時はすぐ手前の場面から始まるほか、いちばん簡単な難易度では“スロー”の機能が使えたりと、挑戦意欲は削がれにくい。機体の開発の道のりは長いが、やり甲斐に。
週刊ファミ通1790号より
シューティング界における大発明、フォースと波動砲をゴージャスにアップデート。プレイヤーの工夫と対応力とで多彩な武器を使いこなし、道を切り拓いていく満足感がPS5で得られます。誰もがクリアーを目指せる支援が用意されつつ、昔ながらのきびしいペナルティーが課せられるのも『R-TYPE』らしくていい。地形に接触してもオーケーなのに、地形かどうかの判断が難しく、事故が起こりやすいのは玉に瑕。
週刊ファミ通1790号より
標準コントローラで自機の位置を微調整するにはややコツが必要ですが、大まかな位置取り&先制攻撃で集中砲火を未然に防いでいく、1980年代アーケードシューティング的なプレイを楽しめます。ド派手な演出を控えめに、テクニカルなプレイ感覚を優先したギミック構成は、前作『2』と対照的です。“エレクトロニカ詰め合わせ”とでも言うべきBGMは魅力ですが、ゲーム展開とのリンクはやや薄めな印象。
週刊ファミ通1790号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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