Pacific Drive(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
サバイバルゲームの一種ですが、ドライブをフィーチャーしているのが変わり種でよかった。クルマは単なる移動手段ではなく、プレイヤーの盾であり簡易基地でもあるところが新鮮。徐々に愛着が湧き、カスタマイズにも力が入りますね。多岐にわたる項目で難度を微調整していけるのはありがたかった。会話が日本語ではないため、運転しながらテキストを読み進めるのは正直ツライものがある。
週刊ファミ通1876号より
SF、ドライビング、クラフト&サバイバルのなんとも不思議な組み合わせで、独特なゲーム性を作り上げているのが見事。最初こそ、どうやって目的を達成すればいいのかわかりにくいところはあるが、勝手がわかってくると、資源を集めつつ、クルマを修理、アップグレードしながら先を目指すことに没頭できる。インタラクトのときなど、やたらとボタンの長押しが必要なのは、わずらわしく感じた。
週刊ファミ通1876号より
エンジンをかけ、シフトレバーをドライブに入れるなどの細かな手順や、アダプティブトリガーも相まって、リアルな“クルマに乗っている感”が味わえました。サバイバルが主体で、集めた素材をクルマの荷台でクラフトしながら進んでいけるのもいいですね。シナリオがチュートリアルを兼ねていますが、設備などのヒントページがフレーバーテキストで、機能などがよくわからないのはご愛敬ですね。
週刊ファミ通1876号より
探索&物資集めが中心で、チマチマとした作業や手間を楽しむようなゲーム性。臨場感のある世界観が魅力のひとつになっており、物語を進めていくのがプレイモチベーションにつながっている。ただ、英語音声&日本語字幕なうえ、バックログはなし。セリフがどんどん流れていくのはもったいない。遊ぶ人を選ぶ作品だと感じるが、オプション設定がとても細かいので、それなりの敷居の低さは担保されている。
週刊ファミ通1876号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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