登場人物が動物たち、しかも見た目はリアル系でインパクト大。それでいて変な選択肢を選ぶとガンガン悪ノリしてくれるからおもしろい。システム自体は王道タイプですが、かなりのテンポ感で進行。現場検証なども楽ちんでした。ローカライズもバッチリだと思いますが、全体的にジョークが満載なので、自分がそれについていけるかどうかが鍵。会話のログが見られないのはちょっと不便かも。

週刊ファミ通1776号より

初見のインパクトからトリッキーな作品かと思いきや、動物たちが擬人化されている以外は現実的な世界観で、思いのほか正統派なアドベンチャー。どう転ぶかわからない法廷バトルはハラハラするし、動物ならではのジョークや言葉遊びを交えた軽妙なやり取りがおもしろく、テンポよく読み進められる。ボリューム感はコンパクト。バックログが確認できない点やセーブの仕様が、ちょっぴり不便かな。

週刊ファミ通1776号より

クラシカルな動物の『逆転裁判』といった作風で、オマージュも散りばめられています。日本語訳がすばらしく、主人公ファルコンと助手のスパロウソンの軽妙な会話にフフッと笑ってしまいます。限られた日数の中、袖の下などで駆け引きしつつ、証拠を集めるのもやり応えがありますね。裁判では意外な結末に驚かされたりも。マルチエンドで、各ルートがかなり異なる展開を見せるのもおもしろかった。

週刊ファミ通1776号より

ボリュームはそれほどでもないが、マルチエンディングなのでくり返し楽しめるのは◎。ウイットに富んだセリフ回しがおもしろく、軽快なテンポかつ飽きさせないストーリー展開が絶妙。ゲームの仕組みは『逆転裁判』風ではあるが、独特の世界観やビジュアルでオリジナリティーを醸し出している。フラグ立て感もさほど感じず、ストレスレスなゲーム展開もいい。欲を言えば、バックログは欲しかったかな。

週刊ファミ通1776号より