ニコロデオン オールスター大乱闘 アルティメットエディション(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
海外の人気アニメキャラたちが“大乱闘”するドタバタ感と、モーションややられ演出などのゲーム的アクション演出との相性のよさにびっくり。海外アニメの中に入ったような感じで戦える。ギャラリーモードを含め、海外アニメファンが楽しめる要素が多い。とは言え、対戦人数が最大4人までだったり、各作品の深掘り度は、本家の某“大乱闘”作品に比べると薄味。本作の座組に魅力を感じる人なら。
週刊ファミ通1773号より
日本ではあまりなじみがないであろうキャラによるオールスターだけど、有名なキャラもいて、ニコロデオンのアニメが好きな人ならワクワクすると思う。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ風のバトルは、操作感が軽快でキャラの個性もあり、熱くなれます。ボールをゴールに入れる“スポーツ”ルールもあるのに、アーケードモードはストック制のバトルのみなど、モードの構成はあっさりめの印象。
週刊ファミ通1773号より
大乱闘モノはもはやひとつのジャンルであり、もっとフォロワーがあってもいいよなぁ……と再認識させられた作品。キャラになじみがあるかどうかが、購入の判断につながるとは思いますが、よく知らないぶん、想像もつかないおもしろ技を発見するたびに愉快な気分になれました。カラフルで楽しいビジュアルと、みんなでにぎやかに盛り上がれる設計で、ウインターホリデーに活躍の機会がありそう。
週刊ファミ通1773号より
操作感覚やルールに、本作ならではと言える強烈なクセがなく、“シンプルなコマンド技を使い分けてライバルを画面外に吹っ飛ばしあう対戦アクションゲーム”として、とっつきやすい作りです。大技発動や決着時の爽快感演出は控えめながら、コンボでしっかり仕留める手応えは感じられます。システム系画面のデザインや、各キャラのセリフの淡泊さは、初代プレイステーション時代のゲームのようです。
週刊ファミ通1773号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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