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OneShot: World Machine Edition(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

ウワーマン
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7

ベースはよくある古きよき脱出ゲームの体裁。風変わりなのは、いわば神のような存在であるプレイヤーがゲームの世界に干渉できるメタ構造になっている点で、工夫を凝らした謎解きが盛りだくさん。まさに1回限りのお楽しみといった仕掛けに感心しました。PCのデスクトップを再現したガッツも評価。ただ、仕掛け上しかたないのですが、PC以外のプレイ環境では本作の真の衝撃は味わえないと思う。

週刊ファミ通1764号より

ジゴロ☆芦田
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8

本作の物語にプレイヤーが、いち登場人物として関わるメタ要素がおもしろく、それを強く実感させる演出や謎解きのアイデアがすばらしくて、ときにぞわぞわさせられもするほど。家庭用ゲーム機向けに、仮想のOSを介してプレイを行うかたちになっているのも、いい調整。主人公であるニコのかわいらしさが、ストーリーをさらに心揺さぶるものにしています。謎解きはけっこう悩む場面があるかも。

週刊ファミ通1764号より

梅園ウララ
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7

滅びゆく世界に飛ばされても、健気で素直なニコがかわいくて、なんとかお家に帰してあげたくなりますね。神様視点でニコと旅するゲーム画面と、疑似的なPCデスクトップ画面を操作して謎を解いていくのはおもしろいし、思い切った仕掛けにも驚かされます。ただ、マップ上からファストトラベルができるものの、広いフィールドを淡々と移動する時間が長く、迷ったときなどは少し退屈になることも。

週刊ファミ通1764号より

ローリング内沢
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6

そもそもは、実際のOSにゲームが干渉してくる仕掛けが斬新だったPCゲームだが、家庭用ゲーム機版では仮想OSをPCに見立てて対応。ゲームと仮想OSの2画面を行き来して謎を解いていく演出は独特で没入感は高いのだが、それでもメタなギミックの驚きはオリジナル版におよばない印象。また、お使い感が如実で、なおかつひらめきにくい謎解きが多いのも気になる。達成感よりも面倒臭さが前に出てくる。

週刊ファミ通1764号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.0

太陽が失われた世界で生きる“ニコ”を導き、光を取り戻す旅をする。ニコはゲームの中にいるキャラ、プレイヤーはパソコンを操作する人という、メタフィクション設定が特徴。

発売日
2022年9月22日
価格
1,500 円+税
ジャンル
アドベンチャー / パズル
メーカー
DANGEN Entertainment
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