文系出身の自分が挑む問題として、正直難しい！　「これどうやって解くの？」と、途方に暮れることもあり、ほどよいヒント機能が欲しい場面も。ただ、棒や球体などの組み合わせを試行錯誤しながら解けたときのうれしさといったら！　タッチ操作で図形や棒を描くのは、自分が思った形にならずに失敗することも多々あるが、手軽なうえに、予期せぬ形に展開して手掛かりになることもあるので、一長一短かな。

週刊ファミ通1756号より

図形を自由に描いて解く物理演算パズル。お題は簡潔だけど、達成するにはひらめきが必要で、難問もたくさん。それだけに、問題をクリアーできたときの「YOU DID IT!!」の表示とボイスが、快感と満足感をもたらしてくれます。シリーズ作の問題がまとめられ、新規の問題も追加されて、ボリュームはすごいことに。タッチ操作で直感的に遊べるけど、ボタンやジャイロ操作も意外とプレイしやすい。

週刊ファミ通1756号より

自由に描いて解法を見つけるという、プレイヤーの発想力を試すようなゲームデザインが挑発的！　カジュアルな見かけとはうらはらに、基礎テクニックの説明も最小限の、チャレンジングな内容です。誰かとアイデアを出し合えれば精神的にグッとラクになりますが、ひとりで悩んで正解にたどり着く快感も手放しがたい。描画に失敗する場合も多いので、アンドゥなどの機能がないのは少々不便に感じます。

週刊ファミ通1756号より

「これで本当によかったの!?」という方法でクリアーできてしまう意外性が楽しい、というか、呆気にとられます（笑）。フリーハンド、とくにJoy-Conのジャイロ操作で思った通りの物体を描く難しさ自体はパーティーゲーム寄りですが、ひとり黙々と攻略する際には“一手前に戻る機能”さえあれば……というイライラがつのります。とりあえず解けそうなものからどうぞ、というステージ構成自体は良心的です。

週刊ファミ通1756号より