格闘ゲームの技の読み合いと、バトロワの複数入り乱れた緊張感溢れる戦いが同時に楽しめて新鮮。接近戦ならではのド派手な技の応酬や、崖や壁も簡単操作でスイスイ上る快適アクションが、現地調達を行うフィールドの探索やバトルの爽快感を後押し。一方、参加人数に対してフィールドが広く感じる部分も。オンラインはガチ勢が多めだが、序盤でのCPUの多さやミッションなど、スモールステップは充実。

週刊ファミ通1754号より

バトルロイヤルゲームとしての基本的なルールやシステムは、よくある形式のものだが、近接攻撃を主体に戦うのが新鮮。壁面や木などをスイスイ上れて、フィールドを縦横無尽に駆け回れるのも爽快。それゆえ、相手をロックオンしているときに視点がぐりんぐりんと動いてしまいがちでたいへんだけれども、目まぐるしい展開のバトルはエキサイティング。攻防の駆け引きもおもしろみがあります。

週刊ファミ通1754号より

近接戦と東洋風のビジュアルがバトルロイヤルに新風を吹き込み、可能性を広げている点に拍手。じゃんけん的な仕組みがあったり、それなりに戦えるようになるには修行が必要だったりと、対戦格闘に似たフィーリングです。グラップルで立体的に動き回ったり、多様な武器をとっかえひっかえするのもおもしろい。シューティングと比べてステルス要素が薄い点は、プレイヤーによって好みが分かれそう。

週刊ファミ通1754号より

コンボをいかにつなぐかとか、技の三すくみをふまえたうえでの駆け引きといった対戦格闘ゲーム的な要素の修練が間に合っていなくても、一方的に攻撃できる状態を（パーティーメンバーと協力して）作ることで、ある程度渡り合える点がいいですね。ゲームモードも多彩で、気軽に参加できるオンラインバトルロイヤルもののひとつとして魅力的です。プレイ中のアイテム管理操作がやや煩雑な点は、慣れが必要。

週刊ファミ通1754号より