Goat Simulator3(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
前作未プレイ。操作キャラクターがヤギになることで、オープンワールドのステージ探索のワクワクや爽快感がマシマシに。ステージ自体もリアルさを追求したものではなく、派手さを重視したいい意味での“大味”さにより、暴れ甲斐あり。決して“ネタゲー”や“出オチゲー”では終わらないステージ&システムで、初めてオープンワールド作品に触れた当時のドキドキとイタズラ心を思い出しました。
週刊ファミ通1773号より
パワーアップした続編で、またヤギになって好き放題できるのが幸せ。島の中に点在する多種多様なイベントと、ちょっとしたお題のような“衝動的ミッション”を、クリアーする方法をあれこれ考えながら試すのに夢中になれる。強制感のない、自由気ままに進められる空気感も心地いい。マルチプレイが可能になったのもうれしく、楽しみになりそうな要素。相変わらず粗い部分もあるけど、それもまた味。
週刊ファミ通1773号より
何をシミュレートしているのかよくわからないし、そもそも3作目なんだっけ!? 徹底した悪ノリに脱帽です。ヤギさんの姿でへんてこな街を散策し、想像の斜め上をゆくシチュエーションとアクションとを満喫しました。お題のみが示され、何をするべきかフワッとしているクエストは、アドベンチャー的な謎解きだったりパズルだったりとんちだったりと、バラエティーに富んだおふざけを提供してくれます。
週刊ファミ通1773号より
「押すなよ!」系のフリだらけの世界を、雑な目的意識とその場の衝動まかせでお散歩するだけで、多幸感で満たされます。本シリーズ特有の“物理演算エンジンのイカれ具合”を許容できれば、の前置き付きですが。炎上、帯電などの一時的な状態を利用した“実験”の応用範囲は、意外にも豊富です。レジャータイプのミッションは、マルチプレイ専用のものが多く、プレイ環境次第ではやや寂しい思いをするかも。
週刊ファミ通1773号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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