大分・別府ミステリー案内 歪んだ竹灯篭(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報

ウワーマン
ファミ通公式Nintendo Switch
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7

特別に親しみある絵柄でアドベンチャーゲームをファミコン風に再現。これは本当に見事で、テキストのノリも背景グラフィックも当時を彷彿させる感じで気に入っています。画面比率までSDテレビというこだわりで雰囲気は抜群ですが、それと引き換えにできてしまった両サイドの空きスペースが気になるかな。文字の視認性を高めることは可能ですが、漢字が少ないため読むのが若干疲れるかも。

週刊ファミ通1785号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

レトロなコマンド選択式アドベンチャーのかたちで味わう旅情ミステリーの雰囲気は、趣があります。ご当地情報を織り込みつつ、現地の風景が描かれているのがステキ。物語を自分で進行させている感覚は、いくらか強まった印象。高解像度のフォントにゴシック体が追加され、メッセージ送りが瞬時にできるようにもなって、読みやすさとプレイの快適性がさらに向上したのはうれしい。

週刊ファミ通1785号より

梅園ウララ
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

レトロなアドベンチャースタイルで、近年を舞台にした事件の捜査をするという、不思議な感覚がたまらない。大分の見どころや名物の紹介が随所に散りばめられていて、本筋がなかなか進まないけれど、それもまた楽しくてシリーズの持ち味になっています。一方で、終盤にストーリーが加速していくドキドキ感も。また、片手で操作可能なJoy-Con縦持ちスタイルが選べるのも何気に便利ですね。

週刊ファミ通1785号より

ローリング内沢
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

ファミコンのアドベンチャーの雰囲気を高いクオリティーで再現。ビジュアルやサウンド、そして演出など、細部にいたるまでこだわりと熱意を感じる。ゲーム画面はレトロだが、舞台設定は現代。そのギャップもおもしろく、シンプルなドット絵は物語の想像を掻き立てる。シーンによっては冗長気味な展開もあって気になるが、単なる懐古的な作品ではなく、きちんと物語としての魅力が味わえる作り。

週刊ファミ通1785号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.7

サスペンスドラマ風の設定やシナリオが特徴の、『ミステリー案内』シリーズ最新作。大分で催されるアートイベントの警備を任された主人公たちが、思わぬ事件に遭遇する。

発売日
2023年2月22日
価格
3,600 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
フライハイワークス
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