ぽわぽわしたゆるい感じのビジュアルがいいですね。ジャンプのみで多彩な障害を越えていくだけと単純明快なルールで遊びやすいですが、難度的にはけっこうお高めです。後半は突破にひと工夫必要だったりするところもよかったですね。チェックポイントは細かく設定されていて、投げ出すのを踏みとどまれる絶妙な間隔。どうせなら詰まってしまったときのお助け要素のようなものも欲しかったかな。

週刊ファミ通1738号より

かわいらしい雰囲気のランゲームに見えて、実際はシビアなタイミングでの操作が必要になる“死にゲー”。失敗しては覚えてをくり返し、徐々に先へ進めるようになっていくチャレンジングなゲーム性なので、好みは分かれるかと。スキンを変えることで、オート移動を停止可能になるといった、個別のスキルが使えるのは、いい仕組み。意地悪なギミックや敵の配置もあり、やや調整不足に感じるところも。

週刊ファミ通1738号より

キャラクターも敵もかわいらしいランアクションゲームで、操作はジャンプのみとシンプル。一見、キッズ向けにも見えますが、なかなかハードなステージ構成。同じパターンをくり返した先にイジワルな罠があることも。主人公が中央にくるよう、ジャンプに合わせて画面が上下に大きく揺れるので、酔いやすい人にはキツいかな。すぐにリトライできたり、着せ替えの能力で突破しやすくなるのはいいね。

週刊ファミ通1738号より

シンプルアクションで間口は広いが、難度曲線が急すぎる印象も。そういう仕様と割り切ればいいのだが、とくにジャンプ中はキャラを中心に画面が上下にスクロールするので着地視点（コースの先）が見えづらいのが地味にストレス。かわいらしいキャラと軽快なチップチューンは魅力で、ステージによっては上に登っていくコースもあり仕掛けも豊富。ユーザー誘導がもう少し丁寧なら、なおよかったな。

週刊ファミ通1738号より