Samurai Bringer(サムライブリンガー)(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
有名武将が敵として現れたときのハラハラ、彼らの鎧を集めるワクワクなど、ローグライク系ハクスラアクションと戦国時代の相性のよさにビックリ! 戦国時代が好きな人しか知らない“猛将”も相応の強さで出現するのもすてき。無双系バトルは、戦場で入手した技を何重も組み合せて、オリジナルの“戦技”を作るスタイルが独自の戦術性に。ゲーム的に荒い部分もあるが、やり込み度含めてコスパは最高。
週刊ファミ通1744号より
敵を倒して獲得する“戦技”をセットし、その組み合わせによって攻撃技だけでなく、ジャンプやステップといった動作も変化させられる“アクションビルダー”のシステムが特徴的。セットする時点で技がどのように変化するかが、視覚的にわかりやすければもっとよかったけど、アクションの強化とカスタマイズは大きな楽しみに。敵の硬さや定位置に戻ろうとする挙動など、調整がやや大味に感じる部分も。
週刊ファミ通1744号より
技が書かれた巻物を拾い、操作ボタンに割り当てることで使えるようになるシステムが独創的。複数の巻物を組み合わせて新しい技を開発したり、割り当ての工夫で連続技を編み出したりと、攻防のスタイルが無限に広がります。戦いに敗れるとセットが解除されるのは、敵が強いだけに煩わしく思えますが、別の技を試すいい機会。日本神話と戦国時代が融合した作品世界や、16ビット風の表現もステキです。
週刊ファミ通1744号より
“一騎当千系アクション”としての手触りはもとから悪くないのですが、自由すぎる武器編成&技のカスタマイズ次第で、さらに何段階にも化けます。プレイ時間経過による難度上昇が割とえげつないものの、ゲームオーバーをくり返すことで着実に強くなる成長システムとの相性は良好です。感心したのは敵戦国武将のキャラ付けの丁寧さ。技編成、ひとことセリフともに“数寄者の手並み”と見受けた!
週刊ファミ通1744号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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