パウ・パトロール:ザ・ムービー アドベンチャー・シティがよんでいる(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
子犬たちが特技を活かしてトラブルを解決していく姿は原作そのままの雰囲気が出ていていい感じ。消防車やヘリコプターなどを乗りこなしたり、音ゲー風のミニゲームに挑戦したりと気分を変えて挑戦できる要素があるのはよかったです。ただ、道中で敵にやられるといった要素はなく、ひたすら平和。ゆるゆるプレイできますが少々ダレるかも。親御さんは安心して遊ばせてあげられると思います。
週刊ファミ通1721号より
子犬たちがかわいく再現されているのが○。子ども向けの単純な内容ではあるが、各子犬が持っている道具や特性を活用して問題を解決するほか、子犬ごとの乗り物が登場するのもいいね。ケントはボイス付きでプレイを盛り上げてくれるものの、子犬たちは一切声を発しないのは寂しい。本編にはチュートリアルがあるけど、ミニゲームには説明がない点や、任務開始前の長いロード時間などは気になった。
週刊ファミ通1721号より
出動中のフィールドでは、ひたすらクッキーを拾っていくパートがやや長めな印象ですが、落下やダメージなどの心配がないのでキッズも安心して遊べるかと。子犬たちがガジェットを使う見せ場も丁寧。ただ、ケントくんはフルボイスですが、子犬たちがしゃべらないのは少し残念。キッズ向けならば、セリフにもふりがなが欲しいところ。ミニゲームにも本編同様の詳しい解説があるとよかったな。
週刊ファミ通1721号より
一部、説明不足や説明下手で戸惑う箇所もあるけれど、低年齢向けとしては比較的遊びやすい作り。子犬たちを直接操作しながら、さまざまな特殊アクション(任務)を味わえるのはファンにはうれしい。ただ、やたらと長いローディング、引っかかるような操作感、さほど変わり映えのしない作業的なゲーム展開など気になる部分も。原作の世界観を感じることはできるけど、ゲームとしての魅力は物足りないか。
週刊ファミ通1721号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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