クビナシリコレクション(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
何度も失敗しながら徐々に正解を導き出していくタイプのパズル。操作はサクサクと軽快で、リトライも一瞬で可能など、ノンストレスで遊べるのがありがたい。案外発想の転換が必要で、ひらめいたときは思わずドヤ顔。マップが広めなこともあり、シンプルルールのわりには歯応えもけっこう感じられました。救済措置として存在する“ナインズヘッドモード”は様子見プレイをするのにちょうどいい。
週刊ファミ通1723号より
頭を投げたり、ジャンプ台にしたり、物理的な意味でも頭を使うパズルアクションは、シンプルなシステムながら序盤のステージから「どうしたらいいのこれ!?」とちょっと悩んでしまうほど、歯応えのある内容。ステージごとに頭を利用できる回数が決められているのがミソで、やり込み要素のパズルのピース集めにも挑戦すると、クリアーまでの工程にさらにひと工夫が必要に。かわいいグラフィックも○。
週刊ファミ通1723号より
『東方Project』を題材にした作品ですが、出した頭を足場代わりにするなどして解くパズルのスタイルには『ハコボーイ!』へのオマージュが感じられます。出せる“頭数”に余裕はないため、解きかたの自由度は高くないものの、正しい手順を導き出すまでトライ&エラーの連続。すぐリトライできたり、頭を9個出せるやさしいモードなどのフォローはありがたい。赤蛮奇が取り戻す記憶にはエモいエピソードも。
週刊ファミ通1723号より
足場にも攻撃にも使える“頭”を駆使してゴールを目指すアクションパズル。各ステージごとに頭の使用回数が決められており、その使いどころを間違えるとクリアーできない、というプレイ感覚は詰め将棋っぽさも。リトライのテンポは軽快でトライ&エラーのくり返しが苦にならない作り。グラフィックや演出面はややシンプルな印象だが、手触り感やレベルデザインなどはよく、小粒だがキラリと光る作品。
週刊ファミ通1723号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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