ハリウッド映画さながらの目まぐるしく展開が変わるバトルに、対向車や敵のクルマを蹴散らすカーチェイス、ウィングスーツでの空中移動など、オープンワールドでのやりたい放題を、スピード感濃い目で味付け。ボタンひとつで行えるドリフトを始めシンプルな操作系も含めて、爽快感ファーストな作りがすてき。裏稼業だけでなく表の仕事も行えるようになり、物語とミッションに厚みができた感じ。

週刊ファミ通1761号より

日常と非日常がないまぜになった独特の世界観と、カオスな展開が愉快。派手なドンパチに加え、アクション映画的な現実離れした大立ち回りに興奮しきり。システム面やプレイ感は、手堅いクライムアクションといった印象で、目新しさはあまり感じないけれども、ぶっ飛んだノリや、やりたい放題できる仕様が楽しく、プレイを続けたくなる魅力があります。キャラのカスタマイズ要素の豊富さもナイス。

週刊ファミ通1761号より

何があっても友情を最優先する主人公たちがとっても魅力的。社交家やインテリなど、それぞれタイプの違う男女4人組の関係性に、想像を働かせてしまいます。“犯罪帝国”を築くにあたり、まずは議題に名前とロゴを挙げる（笑）幼さが微笑ましく、彼らがのし上がっていく様子を見守る感覚でプレイしました。いろいろな乗り物をイージーにカッ飛ばして街を観光し、出先で暴れ回るゲームサイクルが最高！

週刊ファミ通1761号より

破壊系の描写の丁寧さが、数々の馬鹿げたムーブを全肯定します。体力や悪評はイージーに回復可能。各ミッションの開始・中断を気軽にできることもあって、つい行動がエスカレートしていく精神状態を楽しめます。メインストーリーは、先が気になる青春成り上がりモノとしての見せかたが秀逸。ただシーンをムービー風に流すだけでなく、プレイヤーにちょいちょい変な操作をさせるなど遊び心も満載。

週刊ファミ通1761号より