細かいことは気にせず、とにかくシンプルに遊びたい人向けといった感じかな。古典的な雰囲気のサッカーゲームに仕上がっています。ドリブルの際、敵がボールを奪えず付いてくるだけになる場合があるなど、選手の挙動にやや不安が残るのが難点。できれば対戦メインでワイワイ楽しみたいですね。トレーニングモードに練習メニューなどがいっさいなく、自主練するしかないのも残念でした。

週刊ファミ通1717号より

シンプルな作りで気軽に遊べて、モデルとなる実在選手の名前をもじった架空選手が登場するのも昔の作品っぽさを感じる。個々の選手のパラメーターも細かく設定されているのは芸が細かくて○。クイックマッチのほかに、カップとリーグの2種類のコンペティションがプレイできるのもいいのだが、難易度を変更できないなど、まだまだな部分も。選手の切り換えがうまくいかないときがあるのも難点。

週刊ファミ通1717号より

選手の能力値が極端に表現され、特徴がわかりやすいカジュアルなサッカーゲーム。名前をもじってはいますが使えるチーム数も多し。ただ、試合中は選手の切り換えが思うようにいかなかったり、ドリブルしようにもボールに触れられずウロウロするなど、操作で不満が募ります。CPU選手も挙動が怪しいし、PKやチーム編成画面でもおかしな現象が見られたりと、全体的に調整不足に感じます。

週刊ファミ通1717号より

“カジュアルに遊べるサッカーゲーム”というコンセプトはわかるのだけど、サッカーのおもしろさや醍醐味、ゲームとしての遊びやすさという部分はいま一歩。ボールの軌道や選手の動き（AI）は微妙で心地よさは薄く、無理矢理ボールを奪って力押しでなんとかなるプレイ感覚は前作と変わらない印象もある。シンプルなゲーム内容だけにUIも含めて粗が目立つ。よくも悪くも全体的にざっくりした作り。

週刊ファミ通1717号より