使える消しゴムの種類が膨大すぎて笑っちゃいました。ゴテゴテ改造したものなど見た目だけで性能がともなっていないところが「あるある」で妙に納得。ややあっさり風味ではあるけど、もはや消しゴムがあまり関係ない毛色の違うモードを複数用意してくれていてビックリ。最大6人まで遊べるようになっているのでパーティーゲームとしての満足感があるし、ひとりでもなかなか楽しめると思います。

週刊ファミ通1711号より

消しゴムを弾いてぶつけ合うのは、小学生のころの気持ちになって遊べる。マルチプレイが可能で、通常のバトルのほかにもすごろくやレースといった趣の異なる遊びや、パーティーゲーム的なモードもあるのがいいね。“消しゴムカスタマイズ”は、集めた消しゴムを使用できたり、位置をより細かく調整できたりなど、もっと自由度が高ければ、こだわり甲斐があったのにな……と思ってしまう。

週刊ファミ通1711号より

消しゴムを弾き合い、相手を机から落とすというごくシンプルなルールながらも、結果に一喜一憂。変わった形の消しゴムとの対決は、どんな挙動や跳ね返りかたをするのか読めないのがいいですね。マルチプレイに比べてシングルプレイはどうしても淡々とバトルしがちですが、NPCと競えるスゴロクモードやレースゲームも収録されているのは○。ステージエディットもいろいろこだわれますね。

週刊ファミ通1711号より

シンプルだがルールやモードは多く、手軽に楽しむパーティーゲームとしての完成度は高い。UIもわかりやすく、とくにコントローラが1個あれば多人数モードが遊べる配慮はうれしい。ただ、各種バトルは比較的大味な印象も。モードによってはそれなりの駆け引きもあるのだが、それ以上に物理演算が生み出す“予想外の動き”に左右されがちな面も。そんな、ままならなさも含めて楽しめるなら◎。

週刊ファミ通1711号より