アニメパートはかなり力が入っていて必見の出来栄え。世界設定を補完するストーリーも原作ファンなら気に入ると思います。Rスティックの方向でダイレクトにキャラを変更できるため、矢継ぎ早に切り換えながら特殊攻撃をバンバンくり出していくのが楽しかったです。題材は『RWBY』ですが、アクションゲームとしてはオーソドックスな作り。スキルアップの画面なども少し味気ない気がするかな。

週刊ファミ通1798号より

チーム“RWBY”の4人を自由に切り換え、彼女たちの持つ能力を活用しながらステージを進んでいくのが楽しい。ボーカル入りのBGMも気持ちを高めてくれます。原作を補完するオリジナルのサイドストーリーが見られるのは、ファンにはうれしいはず。ただ、お使い的なミッションが続いたりするので、もう少しメリハリが欲しいかな。動きが微妙にカクつくときがあるのも惜しい点。

週刊ファミ通1798号より

チーム“RWBY”の動きは滑らかかつ、スピーディー。彼女たちの“センブランス”は、戦闘だけでなくマップ探索でも駆使する場面があるのがいいですね。ただ、HPに相当するゲージが遠距離攻撃をすると減るなどの説明は欲しいところ。攻撃を食らった際の硬直も少し長めな印象です。わちゃわちゃ賑やかな会話シーンはパートボイスですが、日本語と英語のボイスが混在するのには少し違和感があるかな。

週刊ファミ通1798号より

特性の異なる4人のキャラをリアルタイムで切り換えるのだが、使いやすいキャラが限られ、特定の仕掛けを解く以外にチェンジして戦う魅力があまり感じられず残念。また、似たような構成のステージが多いうえ、行ったり来たりすることが頻繁なわりにマップ機能はなし。なのでフラグ立て系のミッションは、若干しらみ潰しになりがち。細かいミッションログ的なものがあれば、より遊びやすかった。

週刊ファミ通1798号より