ピクセルパズル&ウォッチコレクション(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
作品のいたるところに散りばめられたレトロ携帯ゲーム機愛! ゲームはもちろん、デジタルで再現された本体や箱、そして説明書のステープラー跡など、細部までのこだわりで、レトロ携帯ゲーム機直撃世代の自分はウルウル。収録ゲームが普遍性の高いパズルのため、古さを感じずに遊べるのもいいね。ピクセル&ひと筆書きパズルは、画面の大きさゆえに、パズルとしての手応えは抑えめでライトな作りです。
週刊ファミ通1706号より
レトロな液晶携帯ゲームを再現した見た目と演出にこだわりを感じる。3種類のゲームは、シンプルなパズルながらそれぞれ趣向が異なり、問題数もそこそこあって、チクチクと解いていきたくなります。お絵かきロジックについては、マスを塗り潰すのも、×印を付けるのも、違うマスで行うと即座にミスの判定になるモードがあるため、操作の設定を変更できないのが余計に不便に感じてしまうかな。
週刊ファミ通1706号より
手元に元ネタのパッケージがありますが、比べてみると再現度はなかなかのもの。携帯ゲーム機に見立てた味付けや演出が凝っています。しかし、そちらを優先しているために、ボタンの割り当てやメニューなど、遊びやすさが後回しにされている部分もチラホラ。おなじみのお絵描きパズルに加え、あまりなじみのないロジックパズルが2種類入っていて、価格に対する満足感は十分に得られました。
週刊ファミ通1706号より
“物体”としてのレトロ携帯ゲーム機の再現度に驚き。このこだわりはリアルタイム世代+携帯モード起動でないと伝わりません! 収録ゲームは、必要な時間ぶん気軽に遊べる定番パズルばかりで、セグメント方式の液晶ディスプレイの再現による遊びやすさへの影響はとくになし。ただ、フィールドサイズが固定のため、難度が頭打ちになる印象です。とくに、“Piczle Cross”で物足りなさを感じました。
週刊ファミ通1706号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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