カメラで撮影した場面に、ボタンひとつで原状回復させてゴールを目指すシステムが、シンプルでありながら奥深く、達成感のある謎解きを演出。各ステージに難度別の3つのルートが用意されており、手順ごとに分かれたヒント機能とともに、自分のペースで進められるのがいいね。スパイスになっているアクション要素で一部難しい部分もあるが、リスタートの手軽さを含め、万人向けなデザインです。

週刊ファミ通1724号より

押せるブロックやレバーといったギミックの配置や状態を記録する“レコード”と、その状態を復元する“リストア”を駆使してゴールを目指すという、パズルのアイデアが秀逸。各ワールドで難易度ごとのコースがある構造もナイス。操作キャラを動かす手順や、記録と復元のタイミングを考えるのはおもしろく、高難度のステージは頭を抱えるほどの歯応え。集めたコインで段階的なヒントを得られるのも○。

週刊ファミ通1724号より

ちゃんと頭を動かさないとひらめきすら得られない問題がギッシリ詰まっていて、解けたときの快感といったら！　基本的に決められた順番でしか問題に取り組めないため、行き詰まって停滞感を覚えることもあるけれど、ルールやセオリーが次第に身につく構成や、ヒント機能に助けられます。瞬時にリトライできるのも便利で快適。謎の生命体といった感じのキャラやBGMが、不思議な世界をさりげなく演出。

週刊ファミ通1724号より

“動くギミックの状態保存＆復元”という、ゲーム内でどう使うかの加減が難しいアイデアが、“ジャンプアクションのお膳立て”という形で活かされていることに感服。各ワールドごとに難易度別のコースが用意されているので、理詰めの思考が苦手な私のようなプレイヤーも、ほどよく悩みながらクリアーできるのがいいですね。ワールドごとのBGMアレンジなど、随所にセンスのよさが感じられます。

週刊ファミ通1724号より