スイーツショップ経営はあくまで物語を彩るおまけ要素的な位置で、ヒロインとの交流を楽しむことに主軸を置いた作り。主人公巻き込まれ系のドタバタ＆甘々テイストで進むストーリーは、ほんのりビターな隠し味で読ませる内容に。ただ、グラフィックの種類やイベントは少な目。経営部分が作業になりがちなので、店でのタッチや衣装着せ替えは、クリアー後のご褒美ではなく最初から楽しみたかった。

週刊ファミ通1722号より

異世界から来た女王であるヒロインがチャーミング。コミカルに描かれる主人公とのやり取りにニヤニヤできます。店の経営については簡単な作りではあるものの、自分でエピソードを選択して読み進める構造と合わさって、ダレずにプレイを続けられる。売上額がどんどん増えていくのも何気にうれしい。ヒロインがふたりで小ぶりな内容だけど、お手ごろ価格で気軽に遊べるので満足感は十分。

週刊ファミ通1722号より

タイプの違うふたりの女の子とのラブコメを堪能しました。フルボイスのヒロインたちは、セクシーなビジュアルもさることながら、演技力もキラリ。いくつものエンディングを回収するのに、くり返しプレイしたくなる。お店の経営要素は、物語を進めるフラグを立てるための形式的なもの。個性的な女子が大勢登場するサブクエストが、ゲーム本編ともう少し関わり合いがあったら、もっとよかったな。

週刊ファミ通1722号より

店舗経営シミュレーション風の要素・操作がアクセントになった恋愛もの。主人公のモノローグはクセが強めながら、タイプが異なるふたりのヒロインのかわいらしさは過不足なく表現されています。操作・入力の手応えが弱く、うっかりしていると未セーブ状態でゲーム終了してしまう構成のUIは要注意。必要最低限といったコンフィグ機能に、頻繁に入るJoy-Con振動演出オフ項目がない点は、少し残念です。

週刊ファミ通1722号より