メイデン&スペル(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
キュートな絵柄の少女たちと、色鮮やかな幾何学模様の弾の数々がど派手に画面を埋め尽くす、“映える”弾幕系シューティング。弾幕と言えど、1対1の戦いでかつ回避アクションもあり、弾も大きめなので、難度は高くなく、多くの人が攻撃をギリギリで交わしながら戦う醍醐味を味わえる作りに。操作するキャラでアクションや弾のビジュアルが大きく変わるため、対戦ツールとしても“映え”ます。
週刊ファミ通1690号より
『旋光の輪舞』シリーズなどを彷彿させる対戦型の弾幕シューティングで、1対1のバトルは燃える。キャラごとの個性がだいぶ異なっていて、それぞれの特徴に合わせて戦いかたを考えるのがおもしろい。キュートな絵柄とゆるい雰囲気のやり取りも、いい味を出しているので、物語がもっと丁寧に描かれていると、さらによかった。対戦にハマれば長く遊べると思うけど、シングルプレイもしっかり楽しめる。
週刊ファミ通1690号より
キラキラとカラフルな攻撃が画面いっぱいに広がり、魔法少女が戦っている感じがよく出ています。ボスラッシュのような構成と、一定のダメージを与えるたびに場面転換をくり返す展開が新鮮。少女たちの掛け合いによる風変わりな物語のほか、習熟しないうちからそれなりに楽しめる対戦も用意され、コスパは良好です。戦闘中の少女のリアクションが見えにくいのは、表情豊かなだけに惜しい気もします。
週刊ファミ通1690号より
かわいらしくもロマンチックなBGMの数々に、イマジネーションを大いに刺激されます。画面内に花を咲かせるがごとく弾幕を張りあうゲームプレイは優雅そのもの。ヒット時の演出テンポにもう少しメリハリがあれば……と感じるのはオールドゲーマーの性(さが)でしょうか。ロ—カルとオンラインに対応したマルチプレイは、お互いの熟練度次第で試合展開がまったく異なるものになる奥深さを感じます。
週刊ファミ通1690号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。