WRC9 FIA ワールドラリーチャンピオンシップ(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
夜道や雪道など豊富かつリアルなシチュエーションのオフロードコースにワクワク。幅広い難易度調整で間口を広げつつも、全体的に細めなコースを単身攻める、ダートならではのストイックな魅力は健在。地方の住宅街や山道などの日本コースは、走っていて胸アツです。一方、コースナビが日本語に対応しておらず、英語のヒヤリングが苦手な自分はコーナリング対応が遅れがちになるのが気になりました。
週刊ファミ通1712号より
狭い道を高速で駆け抜けるのはハラハラするとともに、滑る車体を制御するのが快感で、ラリーの魅力をしっかり再現。新たな国のコースが加わり、何より、日本を舞台にしたレースに臨めるのがうれしい。前作での進化度合いと比べると、キャリアモードは大きく変わってはいない印象だけど、安定した楽しさ。コ・ドライバーとしてドライバーと協力するモードなど、新たな遊びが加えられているのも○。
週刊ファミ通1712号より
サーキットと違い、到底覚えきれないコースのブラインドコーナーを、信じがたい速度で走り抜ける、WRCのすさまじさがリアルに表現されています。それだけに、素人がマネすると痛い目を見る点もリアルなワケで、難易度に合わせてペナルティーがもう少し軽くなるとドライビングの楽しさを見出せるのですが……。ラリージャパンが再延期になったタイミングだけに、日本を先取りできてうれしさひとしお。
週刊ファミ通1712号より
直線をすっ飛ばしたり、サイドブレーキを引いて急カーブを攻める感覚は文句なしに気持ちがいいのですが……道幅が総じて狭すぎませんか?(笑)各国ごとのコースバリエーションが豊富で、好みの景色の中のんびり走るぶんにはいいのですが、キャリアモードで一発勝負のレースが続くと、さすがに気疲れします。レース中の各アングルごとに、カメラ位置を細かく調整できる点はいいですね。
週刊ファミ通1712号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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