信長の野望・新生(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
リアルタイムシミュレーションに軸足を移すことで、戦闘では複数の部隊を同時に動かしながら戦う“行軍”による戦略性が大幅アップ。戦場マップだけでなく、通常マップ上でも足止めや奇襲など“行軍”による駆け引きがアツい。内政は、“知行”制導入で人材配置の妙が存分に味わえるが、優秀な人材ほど城主や領主など、自分の手もとを離れがちになるため、お気に入りの家臣との距離を少し感じる部分も。
週刊ファミ通1754号より
家臣に領地を与えて発展させ、自勢力を増強していく作りが特徴的。家臣から“具申”でさまざまな策を提案されるほか、戦場でも自分たちの判断で動いたりと、家臣を統率しながらも、ともに戦っている感覚がおもしろい。数々のイベントシーンも気分を盛り上げてくれます。コマンドやUIは、若干ややこしさを感じるかもしれないが、丁寧なチュートリアルのおかげで各要素をしっかり覚えていける。
週刊ファミ通1754号より
シリーズでいちばん好き! いちばん遊びやすく、いちばんのめり込みました。とにかく家臣たちがデキる。的確な進言がタスクリストのように表示され、何をすべきか判断しやすい。領地の開発や合戦での立ち回りも、安心して任せることができるほど頭がよく、もちろん言うことも聞いてくれます。行動や進行により適宜イベントが挟まり、地図を眺めるのが中心のプレイにテンポと変化が生まれるのも◎。
週刊ファミ通1754号より
配下武将がかなり自主的に動き、積極的に提案してくれるため、大まかな方針決定だけでもいい感じに“統治気分”を味わえます。プレイ中に実行コマンドを解放していく作業は手間ですが、データの比較分析にもとづく適材適所に徹することで、的確にからめ手を突ける点はいいですね。可能な限り簡略化されたうえで、メインコマンドとそれ以外がキッチリ分かれた構成のUIは、プレイの没入感をジャマしません。
週刊ファミ通1754号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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