直感操作によるバトルや探索は、リンクとの一体感が魅力。作中世界に入り込める一方、腕を動かすぶん長時間プレイには不向きと感じることも。だからこそ、冒険中にいつでも“ボタン操作”に切り換えられるのは、すごくうれしい。本作ならではの大きな追加要素が欲しかったという気持ちがあるとはいえ、手持ちのアイテムと経験で行く手を阻む敵を倒し、謎を解いていく『ゼルダ』の魅力は健在です。

週刊ファミ通1702号より

くっきりしたグラフィックに加え、動きも滑らかなった『スカイウォードソード』を遊べるのがうれしい。Joy-Conを剣と盾に見立てた操作は、“ジャイロリセット”をちょくちょく行いながらになるけど、リンクになりきって冒険を味わえる。“ボタンオンリー操作”でもプレイできるのがありがたいね。歯応えのある戦闘や、複雑に作り込まれた地形を自分の足で歩いて覚えていく体験に、気分が高揚します。

週刊ファミ通1702号より

Joy-Conを使い、体を動かす遊びが何種類も用意されているのが◎。戦闘だけでなく、空飛ぶロフトバードとの一体感を味わったり、剣を掲げてポージングしたりと、ユニークな体験がいろいろ楽しめます。シリーズおなじみの、頭と指先のどちらも使う謎解きは、安定のおもしろさ。ヘルプで確認しにくい操作があるなど、説明不足を感じるところは一部ありましたが、全体的には老若男女に安心の親切設計です。

週刊ファミ通1702号より

Joy-Con2本持ち操作で引き立つ“各種ガジェットを操る楽しさ”に身を任せることが、限定空間内での謎解きの突破口になる作り。ゲーム内で参照できるヒントもほどよい物足りなさで、「自力でクリアーした」との手応えを随所で得られるのがいいですね。Joy-Conジャイロセンサーのソフトウェア補正の操作が頻繁に必要だったりと、“なりきりプレイ”に没頭できない点は、ある程度の割り切りが必要です。

週刊ファミ通1702号より