テニス ワールドツアー2(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
各ショットボタンにそれぞれ設定された、1度押しの正確なショットと、長押しのパワーショットを使い分けるシステムが、テニスの魅力であるラリーの駆け引きをさらに熱いものに。ボタンを押したタイミングを判定する機能により、試合を楽しみながらプレイの質を高められるのも地味にうれしい。大坂なおみ選手の不在は寂しいが、錦織選手などの実名選手たちの外見やモーションの再現度は高し。
週刊ファミ通1671号より
錦織圭選手が登場するのがうれしい。ただ、収録選手はまだ、いてほしい選手が勢揃いとまではいかず。スキルカードの効果を任意のタイミングで発動できるようになったのは、おもしろみのうちではあるが、いかにもゲーム的な要素で、リアル志向のテニスとは相反する印象も。キャリアモードは、コツコツと選手を成長させていくのが楽しいので、実在選手でもプレイできると、もっとよかったな。
週刊ファミ通1671号より
操作がわかりやすく、チュートリアルも充実していて、初めて遊ぶ人も対戦に誘いやすいのがうれしいポイント。カードによる能力変化は、実感するのは難しいけれど、ユニークな仕組みです。少々のっぺりしたグラフィックや、モードの少なさなど、前作の「う~ん」な点が引き継がれているのは残念。キャリアモードにはドラマ性があったらモアベターですが、純粋に各種パラメーターの育成を楽しめます。
週刊ファミ通1671号より
ショットボタンを押す(離す)タイミングがなかなかにシビア。キャリアモード開始直後の選手など、能力が低い選手だと球を打つ方向の指定さえままならないのはリアルではありますが、ビギナー向けでないのも確かです。カードによる強化or弱体化は、うまく使うことで実際の試合のような“勝負のあや”を演出できるのはいいですね。累積レベルや課金で能力強化アイテムを解放できるのもプレイの励みに。
週刊ファミ通1671号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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