真・三國無双8 Empires(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
戦闘が攻城戦になり、『無双』の爽快バトルに、刻々と変わる戦況に対応していく戦場の駆け引きがアップ。国取り要素が魅力の『Empires』シリーズとの相性も抜群で、シミュレーションパートとの相乗効果で攻城戦を熱いものに。天下統一までの自由度の高さや豊富なエディットで自分だけの三国志体験ができる魅力も健在。PS4版でプレイしましたが、頻繁に挿入されるロードが少し気になりました。
週刊ファミ通1724号より
君主から在野の武将まで、さまざまな立場で三国時代の戦いに身を投じることができるのが、相変わらずおもしろい。政略は進行がやや淡々としているけど、やり甲斐があり、“仁徳”と“悪徳”の値に応じてイベントが変化するのも、好奇心をくすぐるいい要素。攻城戦は、攻城兵器などが登場し、変わり続ける戦況を実感できる。武将のエディットで、衣服と防具を別々に設定可能になったのはグッド。
週刊ファミ通1724号より
コマンド選択による静的な国家運営と、無双アクションによる動的な国取り合戦のバランスが絶妙。戦闘では城の攻防がフォーカスされ、作戦に頭をひねる必要があり、力押しに終わらないおもしろみを堪能しました。シミュレーションパートでは読み込みが発生しがちですが、結果を文字だけでなく映像で確認できる場合があったり、領地を散策できたりと娯楽性が豊か。武将やシナリオを変え、長期間遊べそう。
週刊ファミ通1724号より
全土統一という大目標のもと、かなり好き勝手に振る舞える多様性に驚きました。装備や能力のカスタマイズは、操作がシンプルかつ厳格な制限なし。そのときどきのプレイで必要なコマンドだけ実行していればいい作りは、より深い部分で“真の人生シミュレーション”と呼べるのかもしれません。戦闘パートは移動がスピーディーで爽快感重視ですが(難易度は別問題)、軍勢の描写はやや控えめな印象。
週刊ファミ通1724号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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