Never Again(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
ファミ通公式Nintendo Switch
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7

一人称視点ならではの没入感と、主人公を襲う喘息の発作が、日常と非日常が入り混ざった不気味なステージの探索の怖さを盛り上げる。状況説明がなく、プレイヤーが感じることを重視した作りも恐怖を後押し。第六感的な“見つめる”もいいね。つかんで引く動作、リアクションがあるところの当たり判定の小ささ、リスタート時の部屋への移動など、操作に手間を感じるが、そこが“怖さ”につながる部分もあり。

週刊ファミ通1657号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式Nintendo Switch
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7

悪夢と現実が交錯するような不気味な世界の空気感が、よく表現されている。追っ手が迫る状況で謎解きをするのは焦らされるし、ビックリ系の演出も少しあって、肝を冷やす体験ができます。ただ、行動できる範囲はあまり広くなく、追跡者に何回も捕まってしまいがち。リトライ時の演出もやや長めで、恐怖心以外のストレスが重なるのは難点かな。陰鬱な物語は、なんとも言えない後味を残す。

週刊ファミ通1657号より

くしだナム子
ファミ通公式Nintendo Switch
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6

息ができなくなるかもしれない不安と、身の毛もよだつような光景。タイプの異なるふたつの恐怖が感覚を揺さぶります。物語は興味をそそり、日記に綴られるエピソードも印象的。謎解きも取り組み甲斐アリ。ただ、RボタンとRスティックを同時に操作するとか、感度を調整してもカーソルが合わせにくいなど、快適なプレイが一部難しい場面も。スムーズに進行できず、没入感が妨げられるのが惜しいです。

週刊ファミ通1657号より

戸塚伎一
ファミ通公式Nintendo Switch
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6

不条理な現象に満ちた世界での脱出ゲームということで、要所要所でのホラー的演出がなかなかハマっています。驚かせ系の音声演出もいいですね。各パズルのヒントが少なく、場合によってはリスタートしなければどうにもならない場合もある点、ドラッグ系の操作中に意図しないアクションをしてしまいがちな点によって、せっかくの不気味さが薄れてしまうのが、個人的には残念でした。

週刊ファミ通1657号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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6.5

13歳の少女サーシャが、悪夢のような世界からの脱出を目指すホラーアドベンチャー。持病の喘息が悪化しないように恐怖と戦いつつ、さまざまな謎を解き明かしていく。

発売日
2020年9月3日
価格
1,255 円+税
ジャンル
アクション / アドベンチャー
メーカー
eastasiasoft
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