黄泉ヲ裂ク華(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
不気味で若干グロいビジュアルや雰囲気が非常に好み。演出面は控え目ですが、物語にはグイグイ惹き込まれました。マップは見やすく移動もサクサクでノンストレス。ダンジョンビルドで構造に手を加えられるのは、探索などがより楽しくなる仕掛けでよかったです。能力値の振り戻しが自由で、気軽に多彩な育成を試せるのがすばらしい。スイッチブーストはバトルが楽しくなるいいアイディア。
週刊ファミ通1662号より
現代の日本とファンタジーを融合させた世界観が魅力的で、ダークな物語も興味をそそる。集めたアイテムから“花力”を抽出して“黄泉の花”を作成し、それを使ってダンジョンに扉やはしごなどを作って探索を進める構造もグッド。“スイッチブースト”を使ったバトルの戦略性も〇。ハクスラ要素は楽しみになるけど、装備品のネーミングが簡素でちょっとおもしろみに欠けるのが、もったいなく感じた。
週刊ファミ通1662号より
昭和と異世界の融合、そしてキャラクターは現代の服に甲冑という独特のビジュアルが最高。探索は派手さはないものの扉を設置したりと開拓する楽しさがあるし、各エリアごとに謎やドラマがあって時を忘れてプレイしてしまう。戦闘は“スイッチブースト”によりMP温存や、報酬2倍が期待できるなど戦略性もあり。ハクスラも醍醐味ですが、装備の着脱や比較がもう少しスムーズならなおよかった。
週刊ファミ通1662号より
ダンジョンRPGとしては比較的オーソドックスなスタイルだが、1979年の東京が舞台で、しかもキャラクターが会社員という世界観設定がおもしろく、その物語展開にぐいぐい引き込まれる。また、特定のアイテムを使えば壁に扉を作れたり、アイテム稼ぎができる敵出現ポイントを作成できたりと、任意でダンジョン環境を変化させることが可能で、このような仕掛けが探索の魅力をより増幅させているのが◎。
週刊ファミ通1662号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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