Miles & Kilo(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
やられまくって覚えるタイプのゲームですが、瞬時に復活できるから、その点はノンストレス。くり返しても苦になりません。最適なルートや行動を見出す過程が楽しく、うまくいくとどのステージも30秒くらいで駆け抜けられ、非常にテンポよく遊べます。強制スクロールのステージもあり、なかなかの難度。救済措置はありがたい反面、使うと記録が残るなら、もっとしっかり助けてもいい気が。
週刊ファミ通1622号より
自分のペースで動ける場面もあるけど、ベースの作りは、短いステージを走り続け、ミスせずテンポよく進むのを目指す、ラン&ジャンプ系の内容。何回もミスをくり返していると、無敵になれるアイテムがスタート地点に出現するのは親切。しかし、ボスステージではそれが適用されないため、折れない心が必要になりそう。キャラはかわいいのだけど、ゲーム性においてのオリジナリティーは薄めかな。
週刊ファミ通1622号より
オートランのステージを始めとして、『高橋名人の冒険島』へのオマージュが随所に感じられる作品。地形や敵の配置を記憶する覚えゲーで、序盤を過ぎると難度がグッと上がります。何度もミスすると、最初から無敵アイテムが使えるようになるなど、フォローもあり。無敵になれないボスステージは苦戦するけれど、リスタートが早いのはいいね。幕間のマイルとキロの掛け合いは、ほのぼのしていてグー。
週刊ファミ通1622号より
横スクロールのジャンプアクションとしては、よくあるタイプのゲームシステムなのだが、特筆すべきはレベルデザインのよさ。「もう1回チャレンジすれば、クリアーできるはず」と思わせる絶妙なバランスがすばらしく、なかなか止めどきが見つからない。同じステージで何度も倒されると、無敵になるアイテムが出現するなど、初心者への救済策も◎。隅々までこだわり、考えられているのが垣間見える作品。
週刊ファミ通1622号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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