Lethis 繁栄への道(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
妖精や幽霊、機械人形が出てくるなど、ファンタジーやSF要素も入っているのがユニーク。システムは比較的カジュアルで、チュートリアルをひと通りこなすだけでしっかり楽しめるようになるのがいい感じ。住民が街を歩き回って物資を運ぶため、ルートをしっかり管理するのがキモ。視点の切り換えやオブジェクトのオン/オフなど、頻繁に使いたくなるコマンドはワンボタンで操作したかった。
週刊ファミ通1624号より
産業革命の時代のようなムードに加えて、幽霊や、それに対抗するためのエクソシストなどのファンタジー要素も登場する世界観での街作りがおもしろい。歯応えがありつつ、カジュアルに楽しめる手触りで、チュートリアルも丁寧。住人の要求に応えて住居のレベルを維持したり、施設が壊れないようにするメンテナンスなどを考慮していると、街が似通った構造になってしまいがちなのは惜しいところ。
週刊ファミ通1624号より
スチームパンクらしく、蒸気を産業に用いたり、中世風の街並をロボットが歩くなど、一風変わった街づくりゲーム。各スタッフのサービスが国民に行き届くよう道を敷き、ルートを管理するのが腕の見せどころで、人々の生活が潤うと家がグレードアップしていくのが楽しい。携帯モードはタッチ操作にも対応するけど、生産物のアイコンが小さくて判別しづらいなど、UIがいま一歩。今後改善されるといいな。
週刊ファミ通1624号より
スチームパンクの世界観が目新しく、ほかの都市開発シミュレーションとは違う雰囲気が楽しめる。とくに、人が家の前を歩くとアップグレードされるなど、特定の施設の効果が人の移動経路によって成されるのがユニーク。ただ、人の誘導には通行止めのブロックを置く必要があるなどややこしく、慣れるまではコツがつかみにくい。また、人の動線ばかり考えると、パターン化された街づくりになりがち。
週刊ファミ通1624号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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