バブルボブル 4 フレンズ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
名作『バブルボブル』での“泡に閉じ込めた敵を一掃する爽快感”を、上手に現代風にアレンジ。ステージのすり抜け可能な段差や壁、気流の流れなどが若干見づらいのが気になったが、スキルや巨大ボス戦、4人同時プレイなども導入されて、全体的に敷居は低くて間口は広い作品に。往年のタイトーオマージュステージや、オリジナル版の収録もうれしい。欲を言うと、もう少しボリュームが欲しかったかな。
週刊ファミ通1629号より
キュートなキャラやメルヘンチックな雰囲気がステキ。敵を“バブル”に閉じ込め、割って倒す一連のアクションが小気味よく、バブルをたくさんつなげてから一気に割るのも爽快。オリジナル版の移植のほか、マルチプレイが可能など、大人も子どもも楽しめる工夫がグッド。風の流れによるバブルの動きを見極めるパズルの要素や、ハードモードの開放など、気軽さだけではなくやり応えのある部分も。
週刊ファミ通1629号より
ゲームのコアとなっている、泡を利用する部分はオリジナリティーが際立ち、いまも色褪せません。1作目の当時からファミリーで楽しめるタイトルと思っていたので、そんな遊びかたが実現しやすいスイッチでのリリースがおめでたい! レトロ寄りとも現代寄りともつかないビジュアルやサウンドアレンジ、ステージ構成は、作品のイメージに合っているものの、半端に古い印象を覚えるのがもったいない。
週刊ファミ通1629号より
上下方向の移動にややクセがありますが、泡に閉じ込めた敵のまとめ消しをチャレンジ要素としたやり込み甲斐は十分。マルチプレイでは画面がゴチャゴチャして、よくわからないままミスしたり助けられたりのドタバタ展開を楽しめます。おっさんゲーマー的には、オリジナル版が収録されているところが高ポイント。1980年代当時のゲーセンに鳴り響いていたBGMを存分に堪能できるだけで幸せです。
週刊ファミ通1629号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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