ウォーハンマー:Chaosbane(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
剣と魔法のファンタジー、豊富なアイテムとスキル、自由度のあるキャラの成長システムなど、王道のハック&スラッシュの手触り。マップもほどよい広さで、テンポもよく進められるから、何度も挑戦したくなる。4つのクラスによって違う戦いを楽しめるうえに、できることの多さに比べてシンプルなUIやスキルシステムなど、全体的に綺麗にまとめられて遊びやすい。その反面、尖った個性は薄めかな。
週刊ファミ通1625号より
『ウォーハンマー』のファンタジー世界を『ディアブロ』系のハクスラアクションで冒険できるのは、ファンには喜ばしいかと。各ボタンにスキルを割り当てて戦う操作は、すぐになじめる。選択できる難易度の段階が幅広いのもナイス。敵やダンジョンが変化に乏しく感じるのは惜しいところ。強力な“血渇スキル”の使用時は気持ちが高揚するので、こういった爽快さをもっと味わえたら……などとも思ったり。
週刊ファミ通1625号より
ストーリーモードは、メインクエストの1話あたりの長さが適切で、ダレることなく遊び続けていける中毒性があります。一度に大量の敵を相手にする戦闘は、複数のスキルを駆使して戦術的に遊べる一方で、同じような展開が続き、単調さを覚える場面も。敵がドロップしたアイテムなどが、若干見えづらく感じるのも気になるところ。一度使ったスキルポイントを戻して、別のスキルを試せるのが楽しい。
週刊ファミ通1625号より
やや高めの俯瞰視点ゆえ、混戦時は自キャラの位置を見失うことがしばしばありますが、体力の回復を含む各アクションのコスト管理が容易であるため、アドリブを利かせまくれます。「すごい勢いで押し寄せてくるモンスターの群れを、どんな手応えでさばきたいか?」の選択肢や調整項目が豊富なので、変わり映えしないフィールドに何度も潜らされがちなゲーム展開に対しても、別段不満は感じません。
週刊ファミ通1625号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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