ショパンの復活 音楽を救え!(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ショパンが世界を旅しながら音楽対決をしていく、ハチャメチャな物語が好印象。基本システムはオーソドックスですが、側面のZLボタンも使うのが、難度を若干高めていますね。演奏するというよりは、流れる音楽に合わせてボタンを押すタイプの音ゲーなので、好みが分かれるところかな。タイミングよく押せたかダメだったかは、もっとわかりやすく派手に見せてくれたほうが、やる気が出るのに。
週刊ファミ通1611号より
ショパンの有名な曲を、さまざまな音楽ジャンルにアレンジした楽曲が登場するのがおもしろく、なじみやすくもある。ストーリーパートにやたらと力が入っているのもユニーク。ノートである音符が、画面奥から迫ってくるのに加え、回転しているため、最初は視覚でタイミングを捉えづらいか。タッチ操作を推奨されているデザインなのだが、黒鍵が小さめだったりして、ミスタッチをしやすく感じた。
週刊ファミ通1611号より
多様なジャンルにアレンジされたショパンの楽曲は妙に耳に残るし、対決するキャラたちもインパクト大。ノートが流れてくる、音ゲーとしては王道のタイプだけど、タイミングの判定ラインが“鍵盤の真ん中あたり”というざっくりした範囲は初体験かも。黒鍵と白鍵で間隔が異なるうえに、ノート自体がやや見づらいので、慣れが必要ながら、タッチ操作でプレイすると、鍵盤を弾いているような感覚に。
週刊ファミ通1611号より
“現代に蘇ったショパンが、世界を旅しながらさまざまな敵と音楽で勝負する”というブッ飛んだストーリーに爆笑。とは言え、ショパンの名曲をレゲエやヒップホップなどに大胆にアレンジしたサウンドはすばらしく、シンプルに楽曲としての完成度は高い。音符に合わせてボタンを押す、よくあるタイプの作品だが、特殊音符の説明がなく、演出によっては音符が見にくいなど、遊びにくさが目立つのは難。
週刊ファミ通1611号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。