映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ゲームであそぼう!絵本の世界(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
何よりすみっコたちが戯れる姿をじっくり堪能できるのが魅力です。ミニゲームは基本的に競争ですが、なかには協力がポイントになっているものもあり、よかったです。なぜかリズムゲーム系だけ3種類あって優遇されていましたが、ヒントを見ながら少しずつアンロックする仕組みは、お子様はワクワクするんじゃないかな。ピース集めは、ちゃんとジグソーパズルでも遊べるところがいいご褒美。
週刊ファミ通1613号より
5つの絵本の世界に合わせたミニゲームは見た目にも楽しく、各作品の登場人物に扮するすみっコたちの姿も愛くるしい。操作は簡単でありながら、なかには意外な駆け引きが生まれる種目があるのもいいね。あくまでもミニゲーム集的な作りで、たとえばボードゲームなど、メインモードのようなものが存在しないのと、アニメ映画に合わせてか、登場するすみっコの種類が少なめなのはちょっと寂しいかな。
週刊ファミ通1613号より
映画というより、そこに登場する『赤ずきん』などの絵本が主体の作品。条件を満たすことで絵本にミニゲームが出現し、遊べるようになりますが、ページを埋めていく楽しさも。登場人物のコスプレをしたすみっコたちもかわいらしいですね。パズルを完成させるなどのやり込み要素はあるけれど、全体のボリュームとしては物足りない気が。従来作のように、すみっコの動きのあるイベントが見たかった。
週刊ファミ通1613号より
“すみっコぐらし”の雰囲気やテイストを上手にゲームに落とし込んだ構成や演出がいい。わかりやすくて迷わず遊べる、全体的に丁寧な作りも好感触。20種類ものパーティーゲームが楽しめるものの、プレイヤーどうしの駆け引きや一発逆転を狙える要素が少なく、奥深さは薄め。また、キャラクターの見た目と大きさがほぼ同じなので、誰がどのキャラなのか見分けがつきにくく、ちょっと遊びにくかった。
週刊ファミ通1613号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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