机でラグビー(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
複雑なルールのラグビーが、手軽に遊べる形にまとめられていていいね。グラフィックも操作もシンプルながら、選手がボール目がけてワラワラ集まる感じや、素早いパス回しで相手ディフェンスを翻弄する攻撃など、ラグビーの持つ醍醐味が詰まっています。装備で選手の能力を伸ばせたりと、長く遊べる工夫もあり。コンピューターがいきなり強くなるなど、トーナメントの対戦バランスは気になりました。
週刊ファミ通1606号より
ゲーム化が珍しいラグビーを、手軽なプレイ感で遊べるのはなかなか貴重。15人制の試合はゴチャゴチャ感が楽しい反面、ユニフォームによっては敵味方が判別しづらいことも。7人制はすっきりしていて、的確なディフェンスを要求される印象。肌や髪の色など、選手ごとに“スタイル”を変えられ、『机で』シリーズ過去作よりもチーム編成がより楽しくなっている。“トーナメント”の大会が3種類あるのも○。
週刊ファミ通1606号より
あまりゲーム化されないスポーツにつき、存在自体が価値のある1本。地元でワールドカップが開催され、ちょうどラグビーに関心が向いたタイミングで手に取ることができたのがよかった。基本的なルールを、遊びながら理解できるのが助かります。操作方法が常に画面に表示されているのもうれしいポイント。単純化されていることで、とっつきやすい反面、物足りなさも感じてしまう作りではあります。
週刊ファミ通1606号より
ボールの飛んだ先にワーッと動き、ボタンを連打していれば試合っぽくなる、“団子サッカー”ならぬ“団子ラグビー”を楽しめる点は、気軽なマルチプレイ向き。高難度の対コンピューター戦では、パラメーター強化やバックスの展開が無視できなくなり、やり込み派にとってはいいですね。ミニゲームの“アスレチックトライ”は、『机で』シリーズの伝統とはいえ、インターバル制限なしでプレイしたかったです。
週刊ファミ通1606号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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