F1 2019(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
“キャリアモード”がかなりいい出来栄え。追加されたF2選手権は序章的なものですが、盛り上げ効果が大きく、即物語に入り込めました。ドライビングだけでなく、レース戦略やメディア対応、研究開発などもこなすことで、F1ドライバー気分をより深く味わえる仕組みが何より楽しい。豊富なアシスト機能は本作でも健在で、大助かり。みんなで参加できるウィークリーイベントは、やはり燃えます。
週刊ファミ通1609号より
F2から始まる“キャリアモード”は、ライバルドライバーとのやり取りが描かれ、より熱いドラマを体験できる。レース以外にも、マシンの研究開発などを考えながらの進行は、若干のたいへんさもある一方で、チュートリアルで用語やレギュレーションの解説が確認可能になったのは親切。マルチプレイで使用するマシンのカラーリングをカスタマイズできるのもうれしい。着実な進化を感じる仕上がり。
週刊ファミ通1609号より
相変わらず艶やかに描かれたマシンについ見入ってしまう。“キャリアモード”は、F2からスタートして成り上がる物語のうえに、ライバルドライバーとのイベントシーンがあったり、特殊な状況から始まるレースがあるなど、よりドラマチックに。マシンのセッティングも簡単に設定できるので、初心者にはありがたい。細かい点だが、欲を言えば、レースの巻き戻し機能はもう少し長く遡れたらよかった。
週刊ファミ通1609号より
F1の登竜門とも言われるF2選手権が“キャリアモード”に追加。F2時代からのライバルとともにF1を戦うストーリー展開は、これまで以上に没入感が増す演出としていい。前作同様、ドライバーのメディア対応が、その後のキャリア形成に影響していくゲーム性もやり込み甲斐あり。ただ、操作説明やレギュレーションなどの説明がなく、いきなりレースが始まる展開は、本作のファンでないとわかりにくい。
週刊ファミ通1609号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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