アキハバラ リズム アンド リミックス(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
落ちものパズルとリズムゲームを組み合わせたシステムが新鮮。パズルとリズムのマルチタスクで忙しく、演奏を楽しむ感じはやや薄め。それでも、ブロックを一気に消す快感と、リズムが合ったときの気持ちよさが重なると、テンションが上がります。楽曲に合わせてブロックや背景の色が変わる演出もいいだけに、背景の色でブロックが見にくくなるのはいただけない。タイトルにある秋葉原要素は少なめ。
週刊ファミ通1595号より
音ゲーと落ちものパズルを融合させた作りが目新しい。ノーマルの難度だと焦らされることもなく、“ビートマーカー”が重なるタイミングであれば、自分の好きなときに積み上げたブロックを消せるので、マイペースで遊べるのが○。ただ、リズムに合わせた操作はブロックを消すときのみなので、リズムゲームとしての気持ちよさは薄め。ふたつのジャンルを掛け合わせた相乗効果が、もっと欲しかったところ。
週刊ファミ通1595号より
心地よいサウンドに身を委ねつつ、ダラダラといつまでも遊んでいられそう。リズムゲームと落ちものパズル、どちらもカタルシスを得る仕掛けにちょっと乏しいのが惜しいところ。両者の相性は悪くないものの、足して2以上になる何かが欲しかった。タイトルから、秋葉原のエッセンスをもっと全面的に押し出した内容を期待してしまいました。曲のテイストが気に入った方には、お値打ちな価格設定。
週刊ファミ通1595号より
タイル消しのタイミングを縦列単位で任意に選択するシステムで、仕込みかた次第ではかなり痛快な大連鎖(コンボ)を決めることができます。リズムゲームの要素もあって、さらにノリノリに……といきたかったのですが、エフェクトまわりが全体的に弱く、ゲームプレイは単調になりがち。BGMに、まったりしたエレクトロニカとして聴き心地がよいものが揃っているだけに、煮詰め具合の甘さが残念です。
週刊ファミ通1595号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。