ジャックジャンヌ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
男子だけの歌劇学校に『花君』よろしく入学という設定がもうたまらない。特別な学校ゆえの独自の文化や用語の数々にもにやり。劇中劇の描きかたが印象的で、演者視点のドラマにダンスや歌唱パートが加わって大いに盛り上がります。あたかも生徒の一員になった気分で、公演後はけっこうな感動がありますね。一部のボイスなしの部分が気になるけど、。主人公にも声が入っているのはうれしいな。
週刊ファミ通1685号より
男性版の宝塚音楽学校のような舞台設定にワクワクするし、ライバル的な存在のほかのクラスの生徒も含めて登場人物が魅力的。彼らが悩み、成長していく姿がまぶしい。ダンスと歌唱のシーンのリズムゲームは、舞台公演のときに演出が豪華になるのが見どころで、気持ちがひときわ盛り上がり、感動します。育成要素と攻略対象の関連性が単純な印象はあるけど、難しく考えずに遊べるのはいいね。
週刊ファミ通1685号より
すばらしい青春の物語。役作りや自身の課題に悩みながらも乗り越える、主人公とメンバーの成長に胸が熱くなります。繊細かつ力強いビジュアルも大きな魅力。劇中劇は1本の芝居としておもしろいうえに、彼らの熱演や歌にグッと来るものが。リズムゲーム中の3Dモデルによる踊りにも見とれてしまいます。レッスンで主人公を磨き、お相手と親密になるには計画性も必要ですが、やり応えがありますね。
週刊ファミ通1685号より
“青春群像劇”という単純な言葉では表せないほど圧倒的。演劇に取り組む姿勢を巧みに掘り下げたとんでもない物量の物語は、華のあるイラストや演出、声優の名演に彩られ、烏肌が立つほどの内容です。パラメーター上げやリズムアクションなどこれでもかと言うほど要素を盛り込んでいるにもかかわらず、全体を美しくまとめている点も脱帽。恋愛の糖度は低めですが、絆を深めていく過程はしっかり描かれています。
週刊ファミ通1685号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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