Heave Ho(ヒーブホー)(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
LRボタンをそれぞれ使った“握る”で、ボルダリングさながらにコツコツ壁を登るアクションと、体を振っての遠心力で行うジャンプが、ゲーム進行にメリハリを与える。ルールも操作もシンプルだけど、クセになります。協力プレイで、ほかのプレイヤーの手や腕を握るアクションも盛り上がる。失敗時の演出も楽しいけど、ジャンプのタイミングがシビアで、ステージによっては心が挫けそうになったりも。
週刊ファミ通1606号より
左右の手でいろいろな場所をつかみながら、腕だけで移動してゴールを目指す内容は、シンプルながら楽しく、操作に思わず力が入る。慣性を利用するアクションは、うまくできないとやきもきしたりするけど、大胆なジャンプなどが成功すると爽快。協力プレイでは、手をつないでよりダイナミックな動きができるのがいい。ひとりのときとマルチで、ギミックにもっと違いが出たりすれば、なおよかった。
週刊ファミ通1606号より
どちらの腕を動かせばいいのか、頭がこんがらがる〜。失敗するたびに笑いがこみ上げてくるヘンテコなゲームで、ひとりよりも大勢で盛り上がるのが吉です。協力すると楽かと思いきや、必ずしもそうではなさそうなことに、いい意味で苦笑い。ひとりだけが犠牲になったり、逆にうまくいくなんていうシーンも多々あって、リアルでのコミュニケーションが盛り上がります。ファンキーなキャラも◎。
週刊ファミ通1606号より
なかなか思ったように動かない両手をジタバタさせてゴールを目指し、ときに無様なミスをくり返すうちに、自然とニヤけてくる、妙な愛嬌があります。マルチプレイだとカオスさが爆上がりして、一時的にハイになれる反面、かなり高度な連携を求めてくるうえに(一応の救済措置はありますが)、Joy-ConのLRボタン長押し操作が肉体的にキツく、「俺ら、何やってんだ……」という徒労感に包まれがちにも。
週刊ファミ通1606号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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