ニンジン:クラッシュ・オブ・キャロット(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
1ステージのクリアー時間が短く、テンポもよくて、つい遊び続けてしまう。武器の種類で戦いかたがけっこう変わるのもいいね。ゲームオーバー時や、ステージ途中でのギブアップでも、入手済みのアイテムなどがもらえるのは親切。操作キャラがリニアに動いてくれず、敵との軸合わせなどが微妙にズレる感覚があり、緻密に戦おうとすると若干のストレスにも。そこは、豪快さや気軽さとのトレードオフか。
週刊ファミ通1588号より
キャラが自動で走り続け、高速でスクロールする中で戦う爽快感がグッド。敵の後ろを取ったほうが有利になるシステムが、いいアクセントになっている。連なる敵に突進してコンボのカウントを増やすのは気持ちいいし、敵の出現がウェーブごとに分かれていて、ゲームのテンポ感も良好。実用性に関してはイマイチのものも混じっていたりするけれど、多彩な武器が登場するのもおもしろみがあります。
週刊ファミ通1588号より
ひたすら走り続けるが、よくあるランアクションとは違ってコース内を縦横無尽に動けるのが目新しい。基本的には前にしか攻撃できないので、敵の後ろに回り込んだり、一網打尽を狙ってピンポイントで攻撃したりと、テクニックや頭を使う場面も。全体的に男児マンガのようなコミカルなテイストで、コースの節目で挿入される敵との会話イベントや、ヘンテコな武器なども、ほかの作品にはない持ち味。
週刊ファミ通1588号より
シンプルなシステムながら、アクションゲームの楽しさがギュッと詰め込まれている。近距離と遠距離の攻撃の使い分けを始め、前方にしか攻撃できないため、ダッシュで敵の背後に回り込むタイミングを見計らう戦略性などが楽しめる。横スクロールシューティング風の手触りもあって、くり返し遊びたくなる全体的なテンポのよさが秀逸。脱力系のグラフィックがいい味を出していて、見た目もナイス。
週刊ファミ通1588号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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