Wolfenstein: Cyberpilot(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
ロボットに乗って戦う設定が、操作の難解さとVR酔いというネックを解消し、同時に戦いでの無双感をもたらしていていいね。ザコ敵を火炎放射で一掃する爽快感と、相手の殺りく兵器との手に汗握るバトルの両方が楽しめるところも〇。操作自体は、PS Moveで臨んだほうが快適だし、雰囲気も増すので断然オススメ。と考えると、ステージのボリュームを含めて、コスパ面はもうひとつといったところか。
週刊ファミ通1604号より
圧倒的な力を持つロボットに乗って戦っている感覚を味わえるのが○。複数の兵器が登場する構成もよく、ドローンの操作時は、小さな機体に合わせて目に映る光景のスケールが変わるのもナイス。ロケットランチャーで敵兵を蹴散らしたりするのは爽快だけど、くり返し遊びたくなる仕組みや、ほかのモードなども欲しかったな。VR酔いを軽減させる機能はあるものの、酔いやすい人にはやや辛い部分も。
週刊ファミ通1604号より
際立った目新しさこそないものの、メカ戦やエレベーターの臨場感はVRならでは。各ステージで、外観や性能が異なる機体を操縦できるのがおもしろい。常時使える自己修復機能は、効果はもちろん見た目でもホッとさせてくれるいい仕掛け。内容的にもプレイ時間の面でもアトラクションチックな娯楽体験で、価格との釣り合いをどう見るか、人によって判断が分かれそう。字幕の扱いが若干雑なのは残念。
週刊ファミ通1604号より
待機パートではVR空間上の身体(両手)を操るわちゃわちゃ感を、出撃パートでは一触即発の場面を機転で切り抜けていくFPSの醍醐味を、それぞれ体験できます。機体の進行方向を変更する際の視点移動が非連続型のため、3D酔いすることなく空間を自在に移動できました。『Wolfenstein』シリーズの世界で3タイプのメカに試乗できるソフトと考えれば、ゲームとしてのボリューム不足にも納得いくのでは。
週刊ファミ通1604号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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