机で野球(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
エンピツやペンなどの長物をバットに見立てたり、消しゴム風にデフォルメされた選手が登場したりするなど、『机で』シリーズのコンセプトに合った作り。グラフィック、雰囲気、お手軽さ、遊びやすさの点で優れており、幅広い層のユーザー向け。野球盤のようなゲーム性なので、短時間でテンポよく遊べるのもグッド。チームエディットができるのもいい。シンプルな内容だけど、価格相応に楽しめる。
週刊ファミ通1583号より
野球盤のような仕組みで気軽に遊べる。練習試合と対戦では、イニング数を選んでプレイできるのもいいね。性能の異なるいろいろな筆記用具をバットに見立てて、チームを編成するのは楽しめる。ほかの『机で』シリーズと比べると、球場ごとのギミックや、教室で遊んでいる雰囲気などが、やや乏しい気も。トーナメント以外にも、チャレンジモードのような趣の異なるモードもあると、もっとよかった。
週刊ファミ通1583号より
野球盤スタイルなので、ピッチャーかバッターの操作のみ。投球時は、球種を4種類から選べるので駆け引きも味わえる。投球方向を決める矢印を表示オフにすれば、相手プレイヤーに読まれにくくなる反面、目印がないので投球が難しい。一風変わったフィールド、ガチャで獲得するユニフォームやバットなど、『机で』シリーズでおなじみの要素は本作でも健在。ホームラン競争があるのもいいね。
週刊ファミ通1583号より
打者や投手の位置を調整できるようになったり、フィールド判定のルーレットを自分で止められるようになったりと、スマホ版よりもできることが増え、そのぶん駆け引きや戦略性がアップ。逆に全国遠征(オンライン対戦)がない、タッチ操作に対応していないなど、気になる部分も。選手のカスタマイズ(とくにバットの装備)はUIに改善の余地あり。パラメーターの比較などができるとよかったかな。
週刊ファミ通1583号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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