ナイト・イン・ザ・ウッズ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

かわいいビジュアルとは裏腹に、ダークでシリアスな物語が展開するアドベンチャー。簡単なアクションやミニゲームもあるが、両親や仲間との会話がメイン。主人公を始め、登場キャラのほとんどに悩みがあり、問題を抱えながら生きている描写が変にリアル。プレイを続けるうちに、主人公や街の住人たちへの思いが強くなっていき、ラストがどこへ向かうのかを見届けたくなる、記憶に残る作品です。

週刊ファミ通1583号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式Nintendo Switch
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9

ポップでかわいいグラフィックとは逆に、登場キャラが秘める悩みや葛藤がリアリティーを持って描かれていて、心に染みるドラマがじつに魅力的。自然で豊富な会話はユーモアいっぱいで楽しくありながら、人々や町の置かれた環境など、生々しい現代的な社会事情も見えてきて、考えさせられるものがある。ただ、終盤の展開は、「そういう要素が入ってくるのか」と思うところもあり、好みは分かれそう。

週刊ファミ通1583号より

梅園ウララ
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

会話の選択肢に正否がなかったり、突如ミニゲームが始まったりと、自由で奔放な作品。だが、くり返す日々の中で描かれているのは、現代の人間の世界そのもの。やんちゃなメイが抱えるモヤモヤした気持ち、寂れていく田舎町など、実体験はなくても共感できる部分がある。とはいえメイたちの日常は軽口まみれで、つい噴き出してしまうことも。日本語訳のセンスも抜群。ロードが多めなのが惜しい。

週刊ファミ通1583号より

ローリング内沢
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

さまざまな問題を抱く住民たちとの会話が非常にリアル。環境問題、貧困、同性愛、ネグレクトなど、ストーリーは非常にシリアスだが、擬人化された動物たちのポップなグラフィックと、個性的なセリフ回しで、物語にグイグイ引き込まれていく。ちょっとした謎解きアクションやミニゲームも盛り込まれており、プレイヤーを飽きさせない。オーソドックスなアドベンチャーだが、不思議な魅力あり。

週刊ファミ通1583号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.2

大学を中退して町に戻ってきた主人公のメイが、仲間と触れ合いながら、それぞれの悩みと向き合っていく。リアルな人間の感情や、独動的な世界が魅力のアドベンチャー。

発売日
2019年3月28日
価格
1,833 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
Playism
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